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エックスサーバーにSSHで接続してみよう!

      2016/03/30

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こんにちは、okutani(@okutani_t)です。本記事ではエックスサーバーへSSH接続をおこなう手順を紹介しています。

また今回、Macのターミナルを使って接続設定をおこなっています。Windowsの方はPuTTYなどのターミナルソフトを利用してください。

ではさっそく、エックスサーバーにSSHで接続する手順をみていきましょう。

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エックスサーバーにSSHで接続する

まずはサーバーパネルから管理画面にログインします。

LINKサーバーパネル – ログイン | レンタルサーバー 高速・高機能・高安定性の【エックスサーバー】

xserver-ssh

SSH設定』をクリック。

xserver-ssh2

SSHの設定を有効にします。『ONにする』をクリック。

xserver-ssh3

エックスサーバーではSSHのパスワード接続が禁止されているため、公開鍵を使ったアクセスをおこないます。

また、公開鍵接続の設定は2通りあり、『サーバー上で公開鍵の鍵ペアを生成』『PC上で公開鍵の鍵ペアの生成』のいずれかで鍵を生成します。お好きな方法で設定してみてください。

まずは『サーバー上で公開鍵の鍵ペアを生成』の方法をみていきましょう。

サーバー上で公開鍵の鍵ペアを生成する場合

さきほどのSSH設定画面から『公開鍵認証用鍵ペアの生成』タブを選択し、パスフレーズを入力、『公開鍵認証用の鍵ペア生成(確認)』をクリック。

xserver-ssh4

確認画面が表示されるので『公開鍵認証用の鍵ペア生成(確定)』をクリック。

xserver-ssh5

これで公開鍵認証用の秘密鍵『サーバーID.key』ファイルがダウンロードされます。

ホームディレクトリに.sshディレクトリを作成し、そこに秘密鍵を「id_rsa」にリネームして配置しておきましょう。

$ mkdir ~/.ssh
$ mv サーバーID.key ~/.ssh/id_rsa

パーミッションを「.sshを700」「秘密鍵を600」に変更しておきます。

$ chmod 700 ~/.ssh
$ chmod 600 ~/.ssh/id_rsa

ちなみに、公開鍵はサーバ上の「/.ssh/authorized_keys」へ設置されています。

接続してみる

次のコマンドでエックスサーバーにSSH接続してみましょう。

$ ssh -l サーバーID -p 10022 サーバーID.xsrv.jp

xserver-ssh6

上記のように「Are you sure you want to continue connecting (yes/no)?」と聞かれるのでyesと入力。

パスフレーズを入力。

xserver-ssh7

これでエックスサーバーにSSH接続できました。

xserver-ssh8

次に、PC上で公開鍵の鍵ペアの生成して、SSH接続する方法を説明します。

PC上で公開鍵の鍵ペアを生成する場合

ホームディレクトリに.sshディレクトリを作成し、そこに公開鍵「id_rsa.pub」と秘密鍵「id_rsa」を生成しましょう。なお、すでに他のサービスで鍵を生成している場合は使いまわしてもOKです。

$ mkdir ~/.ssh
$ ssh-keygen -t rsa

ssh-keygenコマンド入力後、「Enter1回」「パスフレーズ2回」入力します。

xserver-ssh9

公開鍵と秘密鍵が生成されました。パーミッションを変更しておきます。

$ chmod 700 ~/.ssh
$ chmod 600 ~/.ssh/id_rsa

次のコマンドを入力しておくと、接続時にパスフレーズを省略することができます。お好みでどうぞ。

$ ssh-add ~/.ssh/id_rsa

エックスサーバーに公開鍵を登録します。次のコマンドで公開鍵の内容をコピーしておきましょう。

// Macの場合
$ pbcopy < ~/.ssh/id_rsa.pub

// Windowsの場合
$ clip < ~/.ssh/id_rsa.pub

サーバーパネルから『SSH設定』→『公開鍵登録・設定』を開き、公開鍵の内容を貼り付けます。

ちなみに、改行して複数の公開鍵を登録することもできます。別のPCや、複数人でSSHを使いたい時に便利ですね。

公開鍵を登録する(確認)』をクリックします。

xserver-ssh10

公開鍵を登録する(確定)』をクリック。

xserver-ssh11

接続確認

ターミナルから次のコマンドで、エックスサーバーにSSH接続してみましょう。

$ ssh -l サーバーID -p 10022 サーバーID.xsrv.jp

xserver-ssh12

無事にエックスサーバーにSSH接続することができました。

最後に、接続コマンドを簡略化する方法を説明します。

configファイルで接続を簡略化

接続時に毎回、『ssh -l サーバーID -p 10022 サーバーID.xsrv.jp』と打つのはめんどうです。~/.ssh/configファイルに接続設定を記述することで、コマンドを簡略化することができます。

$ vi ~/.ssh/config
# 下記を記述
Host xsrv
  HostName サーバーID.xsrv.jp
  Port 10022
  User サーバーID
  IdentityFile ~/.ssh/id_rsa
  ServerAliveInterval 60

SSH接続は、一定時間サーバーとのやりとりがないと勝手に接続が切れてしまうため、上記のように「ServerAliveInterval 60」を指定しておきます。こうすると、60秒に1回サーバーへメッセージが送信されるので接続が切れなくなります。

次のコマンドで接続してみましょう。

$ ssh xsrv

xserver-ssh13

エックスサーバーでSSHを使いたい方の参考になれば幸いです。

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okutani (okutani_t) のヒトコト
サーバーをいろいろいじりたいと思ったらSSH接続は必須ですね。エックスサーバー以外のサーバーも同じような手順でおこなうので、一度手順を覚えておくと何かと便利です。

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