FTPソフトを使ってさくらレンタルサーバーに接続してみよう！
こんにちは、okutani(@okutani_t)です。本記事ではさくらレンタルサーバーにFTPで接続して、ファイルの送受信をおこなう手順を説明しています。
今回、使用したFTPソフトは『FileZilla』です。FileZillaはWindows・Mac両方に対応した使いやすいFTPソフトです。
他のFTPソフトでもだいたい同じように設定して利用することができますが、本記事と同じ手順で進めたい場合は、各自FileZillaを用意しておきましょう。
参考超初心者向け！FileZilla（ファイルジラ）の使い方 | TechAcademyマガジン
なお、本記事ではMacを使って説明を進めていますが、Windowsでも同じ手順で設定できるかと思います。
はじめに「FTP接続に必要な情報」について、つづいて「FTPソフトの接続設定」「ファイルの送受信方法」「次回以降の接続方法」を説明していきます。
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FTP接続に必要な情報
さくらレンタルサーバーでFTPを利用する際は、下記の情報が必要です。
- 初期ドメイン名
- 初期ドメインのサブドメイン部
- サーバパスワード
「初期ドメイン名」と「サーバパスワード」はさくらレンタルサーバーのコントロールパネルログイン時に使用しているものですね。
「初期ドメインのサブドメイン部」とは、「〇〇.sakura.ne.jp」の〇〇の部分です。これも初期ドメインからすぐに分かります。
では、さっそくFTPソフト(FileZilla)を立ち上げて、さくらレンタルサーバーに接続してみましょう。
さくらレンタルサーバーにFTPソフトで接続
FileZillaを立ち上げた後、左上にある次のアイコンをクリック。
接続設定をおこなう画面が表示されます。「新しいサイト」をクリック。
新規エントリが追加されるので、今回名前を「さくら」に設定しておきました。
さくらのエントリの「一般」項目を次のとおり設定します。
- 「ホスト(H)」→「初期ドメイン(〇〇.sakura.ne.jp)」
- 「プロトコル(T)」→「SFTP」
- 「ログオンの種類(L)」→「通常」
- 「ユーザ(U)」→「初期ドメインのサブドメイン部(〇〇.sakura.ne.jpの〇〇の部分)」
- 「パスワード(W)」→「サーバパスワード」
入力が済んだら「詳細」タブをクリック。
「既定のリモートディレクトリ」に「/home/初期ドメインのサブドメイン部/www」を入力します。
適宜、〇〇の部分を変更しましょう。入力が済んだら「接続」ボタンをクリックします。
もし、「不明なホスト鍵」というポップアップが出たら「常にこのホストを信用し、この鍵をキャッシュに追加」にチェックをし、「OK」をクリック。
入力した情報が正しければ、さくらレンタルサーバーに接続できます。
FileZillaでは上記のように、左側の画面にPC側、右側の画面にサーバー側のファイルが表示されます。
ファイルの送受信方法
では次に、ファイルを送受信方法についてみていきましょう。
まずは一例として、さくらサーバー側の「www」フォルダの下に「testディレクトリ」を作成し、適当なファイルをそこにアップロードする、と仮定して話を進めていきます。
サーバー側の、空のディレクトリ一覧の領域を右クリックし、「ディレクトリを作成」を選択。
※ちなみにディレクトリは、Windowsのフォルダと同じ意味の言葉なのでここで覚えておきましょう
「test」と入力してtestディレクトリを作成しておきます。
testディレクトリをダブルクリックして、testディレクトリ内に移動します。
この状態で、左側の画面からアップロードしたいファイルをダブルクリックしてみましょう。
あらかじめ用意しておいた、適当なファイル「test.html」が右側の画面にコピーされていますね。こうすることで、test.htmlファイルがサーバーにアップロードされます。
逆に、サーバーからファイルをダウンロードしたい場合は、右側にあるファイルをダブルクリックすることでダウンロードできます。
また、ダウンロードしたい対象を「右クリック」→「ダウンロード」とクリックしてもOKです。ディレクトリであれば丸ごとダウンロードすることができます。
試しに、サーバー側のtestディレクトリを右クリックから丸ごとダウンロードしてみましょう。
testディレクトリを丸ごとダウンロードすることができました。
このようにFTPソフトを使うと、かんたんにサーバーと接続してファイルのやりとりをおこなうことができます。
次回以降の接続方法
次回以降の接続は、エントリから「さくら」を選択、「接続」ボタンをクリックすることで、素早くおこなうことができます。
FTPソフトを使ってさくらレンタルサーバーに接続する際の参考になれば幸いです。
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