Macに『Vagrant + VirtualBox』を導入する手順
2017/01/31
- Macに『Vagrant + VirtualBox』を導入する手順 <- 本記事
- Windowsローカル開発環境を『Vagrant + VirtualBox』で作ってみよう
- Vagrantを使ってみよう!Boxの取得から起動・停止・削除まで
- 『Vagrant Cloud』を利用してVagrantのBoxを追加してみよう
- Vagrantで仮想マシンに接続&Webサーバを立ち上げてみよう
- Vagrantで作成した環境を「コピー&配布して他人と共有する」方法
- 『Vagrant+VCCW』でWordPressローカル環境を構築してみよう
- 本番環境のWordPressサイトを『VCCW+WordMove』でローカルと同期!
こんにちは、okutani(@okutani_t)です。Macにローカル開発環境を導入する際、よくMAMPが使われているかと思います。
今回はMAMPの代わりに最近流行っている、ローカル開発環境をかんたんに作成&削除が行える「Vagrant」というツールを使って、ローカル開発環境を構築してみました。
Vagrantを利用するには「仮想マシン」を作るソフトが必要で、一般的には「VirtualBox」という無償の仮想化ソフトを利用します。
ここではあまりそこら辺の細かいことは意識せず、「Vagrantを使うにはVirtualBoxが必要」ぐらいに捉えてください。
本記事では、このVagrantとVirtualBoxをMacに導入する手順をまとめています。ローカル開発環境を構築する際に、ぜひ参考にしてください。
※追記: Homebrew Caskを使ったインストール方法も合わせて解説しました[2016/02/05]
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もくじ
VagrantとVirtualBoxの用意
VagrantとVirtualBoxを用意していきましょう。公式サイトからそれぞれダウンロードしていきます。
Vagrantをダウンロード
下記の公式サイトからVagrantをダウンロードできます。
LINKVagrant
トップページのDOWNLOADをクリック。
「MAC OS X」下の「Universal(32 and 64-bit)」 をクリックしましょう。
これでVagrantのダウンロードが始まります。
Vagrantのダウンロードが完了したら、次はVirtualBoxをダウンロードしていきます。
VirtualBoxをダウンロード
VirtualBoxのダウンロードは下記URLからおこなうことができます。
トップページのDownloadsをクリック。
次に「VirtualBox platform packages」の中にある、OS X hosts右側の「x86/amd64」をクリック。
VirtualBoxがダウンロードされました。
VagrantとVirtualBoxインストール
ダウンロードが完了したら、実行ファイルからVagrantとVirtualBoxをインストールしていきましょう。
Vagrantのインストール
ダウンロードしたVagrantの実行ファイルをダブルクリックします。
そのまま指示に従ってインストールを進めます。
Vagrantのインストールが完了しました。
VirtualBoxのインストール
次にVirtualBoxのインストールをおこないます。
特に導入時に変更することはないので、そのまま進めていけばVirtualBoxのインストールは完了です。
インストールできたか確認
ターミナルを立ち上げて、VagrantとVirtualBoxがきちんと導入されているか確認してみます。
$ vagrant -v
Vagrant 1.7.2
$ VirtualBox --help
Oracle VM VirtualBox Manager 4.3.20
VagrantとVirtualBoxが無事、導入されていることが確認できました。
Homebrew Caskを使ったインストール方法
Macで使えるパッケージ管理ソフト『Homebrew』を使った方法も合わせて紹介します。Homebrewがよく分からない方は、下記記事を参考にしてください。
『Homebrew Cask』はGoogle Chromeなどのアプリケーションも管理できるツールです。2016年2月現在では、brew caskコマンドを利用するときに自動でインストールされるようになっています。
では、次のとおりインストールしてみましょう。
・Homebrewのインストール
/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
・vagrant + virtualboxをHomebrew Caskでインストール
brew cask install vagrant
brew cask install virtualbox
brew cask install vagrant-manager
vagrant-managerはvagrantをGUI操作できるもので、一応おまけで入れてみました。
Homebrew Caskを使った方法はかなりシンプルで分かりやすいですね。参考にしてください。
まとめ
Vagrantは仮想マシンと一緒に使い、仮想マシンにはVirtualBoxを利用しました。どちらも公式ページからダウンロードし、インストール後にターミナルから導入を確認。
どちらの公式サイトも英語で書かれていてわかりにくかったので、本記事を参考にしながら導入してみてください。
また、Homebrew Caskを使っている方は、できるだけHomebrew Cask経由で入れた方が管理が楽で良いです。私はこの方法で導入しなおしました。
- Macに『Vagrant + VirtualBox』を導入する手順 <- 本記事
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