Laravelのプロジェクトをgit cloneしたときの手順
2017/01/31
こんにちは、okutani(@okutani_t)です。超かんたんなTipsなのですが、Laravelのプロジェクトをgit cloneしてきたときの手順を紹介します。今回はLaravel5.1で動作を確認しています。
よくあるケースとしては、「Laravelのプロジェクトに途中参加したけど、vendorとかないし動かないしなにこれ」といった場面ですね。あ、僕のことです。
そもそもLaravelって?という方は、過去記事の「Laravel導入方法&初期設定まとめ | vdeep」をご覧ください。
Laravelをgit cloneしてくるとき、いくつかコマンドを覚えておく必要があります。覚えるまではこちらの記事をブックマークでもしておくと便利かと思います。
では、さくっと手順を見ていきましょう。
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Laravelのプロジェクトをgit cloneした後にやること
とりあえず、プロジェクトをgit cloneしないと始まらないのでクローンしておきます。
$ git clone [LaravelプロジェクトのURL]
これでLaravelプロジェクトがローカルに落ちてきました。
vendorディレクトリが無いはずです。vendorがある場合は管理の仕方が間違っているので、「gitignore/Laravel.gitignore at master · github/gitignore」とか参考にして .gitignoreを見直しましょう。
vendorが無いので下記コマンドを実行します。
$ composer update
ちなみに、composer.lockがある場合は下記の方が良いです。下記のコマンドだと、composer.jsonではなく、composer.lockファイルを見にいくため、ライブラリ群のバージョンを他のメンバーと統一することができます。
$ composer install
とりあえず「$ composer install」しておけばOK、ぐらいに覚えておきましょう。
次に、.envファイルを作成しましょう。もし、既にプロジェクトに入っていたら管理が間違っていm(略)。
.env.exampleがデフォルトで入っているかと思うので、.envにリネームして、DB接続などなどをローカル用に書き換えておきましょう。
一応、Laravel5.1に含まれている.env.exampleの中身を載せておきます。「DB_CONNECTION=mysql」とかはお好みで追記すればOK。
APP_ENV=local
APP_DEBUG=true
APP_KEY=SomeRandomString
DB_HOST=127.0.0.1
DB_DATABASE=homestead
DB_USERNAME=homestead
DB_PASSWORD=secret
CACHE_DRIVER=file
SESSION_DRIVER=file
QUEUE_DRIVER=sync
REDIS_HOST=127.0.0.1
REDIS_PASSWORD=null
REDIS_PORT=6379
MAIL_DRIVER=smtp
MAIL_HOST=mailtrap.io
MAIL_PORT=2525
MAIL_USERNAME=null
MAIL_PASSWORD=null
MAIL_ENCRYPTION=null
.envファイルの用意ができたら、下記のコマンドでアプリケーションキーの初期化をおこないます。
$ php artisan key:generate
これで.envファイルのAPP_KEYにランダムな文字列が追加されました。これをやっておくと、ユーザーのセッション情報、パスワードの暗号化をよりセキュアにすることができます。
データベースが必要な場合は、下記のコマンドでマイグレーション(DBの構築)をしておきましょう。
$ php artisan migrate
seeder(DBのテストデータ挿入)を使っている場合は、下記のコマンドを実行すればOKです。
$ php artisan db:seed
もし、[ReflectionException]とかClass ‘HogeHoge’ not foundのようなエラーが出たら、次のコマンドでオートロードの定義を更新すればOK。
$ composer dump-autoload
ちなみに、次のコマンドで「再マイグレーション&seed実行」できます。マイグレーションファイル再定義したときとかに覚えておくと便利です。開発中けっこう使います。
$ php artisan migrate:refresh --seed
これで、Laravelのプロジェクトをブラウザで確認して、問題なければOKです。
かんたんなTipsですが、意外とよくおこなう手順だと思うので、本記事を参考に覚えてみてください。
Laravel使いの参考になれば幸いです!
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