Macローカル環境にEC-CUBE3をインストールする方法
2016/04/22
こんにちは、okutani(@okutani_t)です。本記事ではEC-CUBEの登録方法からインストールの方法までを解説しています。
今回のインストール先は「Macのローカル環境」です。事前にMAMPなどの環境を導入しておきましょう。なお、今回はHomebrewで導入したPHP, MySQLを使っています。
参考MacにHomebrewでPHP, Apache, MySQLを導入する | vdeep
では「EC-CUBE会員登録」から「ローカル環境にインストール」までの手順をみていきましょう。
スポンサーリンク
もくじ
EC-CUBEユーザー登録をおこなう
EC-CUBEの公式サイトへアクセス。
LINKECサイト構築・リニューアルは「ECオープンプラットフォームEC-CUBE」
TOPページの「新規メンバー登録」をクリック。
ユーザー情報を適宜入力し、「確認ページへ」をクリック。
確認後、「完了ページヘ」をクリック。
送られてきたメール内のURLをクリック。
これで登録が完了しました。
EC-CUBEをダウンロードしましょう。
EC-CUBEをダウンロード
TOPページから「EC-CUBEのダウンロード」→「無料ダウンロード」をクリックしてダウンロードします。
これでEC-CUBEがダウンロードされました。解凍後、お好きな場所に設置しましょう。今回はホームディレクトリに「ec-cube」とリネームして配置しました。
データベースを作成する
EC-CUBEで使うデーターベースを作成しましょう。ターミナルからMySQLを立ち上げます。
$ mysql.server start
MySQLへログインします。
$ mysql -u root -p
下記コマンドでデーターベースを生成。
create database eccube_db;
これでデーターベースが作成されました。
EC-CUBEをインストールする
今回は、PHP5.4から使える「ビルトインサーバー」を使います。下記コマンドでWebサーバーを立ち上げましょう。
$ php -S localhost:8000 -t CE-CUBEまでのパス(例: ~/ec-cube/)
インストール画面を表示するため、ブラウザから下記へアクセスします。
http://localhost:8000/html/
インストール画面が表示されたでしょうか。サイト情報の提供はお好きなようにチェックして、「次へ進む」をクリック。
権限を確認します。サーバー上でパーミッションが適切に設定されていないと、この画面にエラーが出ます。「次へ進む」をクリック。
サイト情報を入力。管理画面のディレクトリ名は「admin」など、お好きなものでOKです。それ以降の項目(SSLやIP)はそのまま空で進めて大丈夫です。
データベースのヒモ付けをおこないます。先ほど作成したデータベースの情報を入力し、「次へ進む」。
- データベースの種類
- データベースのホスト名
- ポート番号
- データベース名
- ユーザ名
- パスワード
MySQL
localhost
空
eccube_db
root
rootのパスワード
データベースの初期化をおこないます。このまま「次へ進む」をクリック。
インストールが完了しました。「管理画面を表示」をクリックします。
先ほど設定した、IDとパスワードでログインします。
EC-CUBE管理画面にログインできました。
警告文のとおり、「html/install.php」はもう不要なので削除しておきましょう。
画面上部のタイトルをクリックすると、デフォルトで導入されているスタイルでサイトが表示されます。
なお、管理画面は次へアクセスすればOKです。メモしておきましょう。
http://localhost:8000/html/admin/
あとはサイト情報をどんどん更新していけばOKですね。私はこちらの参考書を見ながら進めています。
参考にしてください。
補足: インストール画面でエラーが表示される場合
インストール時に上記エラーが出た場合の対処を記しておきます。
「mcrypt」「APC」をそれぞれインストールすればOK。利用しているPHPのバージョンに合わせて導入しましょう。
$ brew search mcrypt
homebrew/php/php53-mcrypt homebrew/php/php55-mcrypt homebrew/php/php70-mcrypt mcrypt
homebrew/php/php54-mcrypt homebrew/php/php56-mcrypt libtomcrypt
$ brew install homebrew/php/php55-mcrypt
$ php -m | grep mcrypt
mcrypt
$ brew search apc
apcupsd homebrew/php/php53-apcu homebrew/php/php54-apcu homebrew/php/php56-apcu
homebrew/php/php53-apc homebrew/php/php54-apc homebrew/php/php55-apcu homebrew/php/php70-apcu
$ brew install homebrew/php/php55-apcu
$ php -m | grep apc
apc
apcu
これでエラーが消えるはずです。
参考になれば幸いです。
関連記事
LINKEC-CUBEをエックスサーバーに導入する手順まとめ | vdeep
Web開発のお仕事を募集しています
フリーランスのエンジニアとして、Webシステム開発のお仕事依頼を随時募集しています(現在の業務量によってお受けできない場合もあります)。
「Ruby on Rails」「JavaScript(jQuery, Reactなど)」「HTML + CSS」を用いたシステム開発、「Heroku」等を用いたサーバー構築・運用、「Git」や「GitHub」を利用したソーシャルコーディングなどに対応しています。
ご依頼を検討している方は、下記リンク本ブログからのお問い合わせ、もしくはokutaniのポートフォリオからご連絡ください。
LINKお問い合わせ
スポンサーリンク