WordPressの初期設定手順まとめ
2017/02/01
こんにちは、okutani(@okutani_t)です。サイト立ち上げ時に、Webサイト作成ツールのひとつである「WordPress」を利用することで、時間をかけずにWEBサイトが作れて便利ですよね。
今回はWordPress導入後に「最低限おこなうべき初期設定」を、WordPress初心者の方に向けて説明しています。
ひとつひとつ焦らずに、ゆっくりと作業のできる時間を確保しつつ行っていくのがオススメです。
では、さっそくWordPressにログインする、から始めていきましょう。
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もくじ
WordPressにログイン
お使いのブラウザ(IEやGoogle Chrome等)のアドレスバーに、下記の形でアドレスを入力しましょう。WordPressのログイン画面が表示されます。
http:// サイトURL /WordPressをインストールしている場所/wp-login.php
WordPressをインストールしている場所がサイトURLに一致している場合は、「サイトURL/wp-login.php」の形でアクセスできます。
ユーザー名とパスワードを入力してログインします。
ログインすると「ダッシュボード」というページが表示されます。ここが管理画面のTOPページです。
WordPressの初期設定をおこなう
初期設定を行っていきましょう。設定する項目は数が多いので、時間があるときに進めていきましょう。
一般設定の設定
まずは一般設定を行っていきます。
ダッシュボード左のタブにある「設定」から「一般」をクリックして、一般設定ページを開きましょう。
1. タイトル、キャッチフレーズの設定
ここではタイトルとキャッチフレーズの設定をおこないます。
キャッチフレーズは「All in One SEO Pack」というプラグインでも設定できるので、そちらを導入する方は空白にしておきましょう。「まだ使うかわからないよ」って方は、ここにサイトの説明文を入力しておきましょう。
ちなみに、当サイトのキャッチフレーズは「vdeepはプログラミング、IT技術、ライフハック、ハリネズミの事等々を管理人okutaniがつぶやくブログです。」としています。参考にしてください。
2. メールアドレスの設定
メールアドレスを設定しておくと、サイトに更新がある場合にメールでお知らせしてくれます。
普段よく使うメールアドレスを入力しておくのが良いですね。
3. タイムゾーンの設定
日本の日時を使いたいので、「東京」に設定します。
設定が終わったら、忘れずに変更の保存をクリックしましょう。
表示設定
次に表示に関する設定をおこないます。「設定」→「表示設定」を選択。
1. フロントページの表示設定
フロントページはサイトで一番最初に表示されるページのことです。「最新の投稿」か「固定ページ」を選択することができます。
固定ページを選ぶと自分の好きなページをフロントページに固定できます。
初期状態で固定ページは「サンプルページ」しかありません。固定ページをフロントページに設定したい方は、固定ページを作成した後に設定するようにしましょう。
2. 1ページに表示する最大投稿数の設定
1ページに表示できる投稿数を設定できます。例えば、トップページに表示される、記事一覧の数がそれにあたります。あまり多すぎると、サイトの表示に時間がかかってしまうので、20件前後が望ましいです。
3. 検索エンジンでの表示設定
ここのチェックが外れている場合、GoogleやYahoo!の検索に引っかかります。
すぐにサイトを公開しても構わない方はいいですが、最初はチェックを入れておき、サイトが公開できるようになった場合にチェックを外すという方が好ましいです。
ディスカッションの設定
ここではコメントや外部サイトとの連携についての設定をおこないます。
1. 投稿のデフォルト設定
記事投稿についての設定をおこないます。
それぞれの設定項目は次の通りです。
- すべてのリンクへの通知を試みる
- 他のブログからの通知を受け取る
- 新しい投稿へのコメントを許可する
自分のサイトに外部サイトのリンクを貼った時に通知が飛びます。
自分のサイトのリンクが外部サイトに貼られた時に通知を受け取ります。
自分の投稿に他の人がコメントできるようになります。
それぞれ好みに応じてチェックしましょう。
2. 他のコメント設定
スパムコメントを極力排除したいので、チェックを入れておきましょう。
3. コメント表示条件の設定
「コメントの手動承認を必須にする」にチェックを入れると、管理者がコメントをチェックしてから、サイトに反映させることができます。お好みでどうぞ。
4. アバターの設定
「アバターを表示する」にチェックを入れると、コメントにアイコン画像をつけることができます。
もし、余裕があるかたは「Gravatar」というサービスの設定をおこないましょう。Gravatarを利用することで、管理者のアイコン画像を自由に変えることができます。
Gravatarについて別記事で紹介していますので、本記事の設定が終わったあたりに余裕があればご覧ください。
メディアの設定
次に、投稿した画像の大きさを設定する方法を説明します。
「大サイズ」→「幅の上限」を「580」に設定します。これで、大サイズの画像の横幅が580pxになります。
「高さの上限」の値は任意でOKですが、ここでは「3000」と大きな値を設定しておくと良いです。これで画像投稿時に、縦幅を意識しないですみます。
パーマリンク設定
投稿するURLの形式を設定していきます。「設定」→「パーマリンク設定」をクリック。
ここでやることはひとつで、「カスタム構造」をチェックし「/%postname%」と入力することです。
この設定は、記事のURLが「http://サイトのURL/自分で入力した文字」という形にあうように設定しています。本記事を例にすると、
http://vdeep.net/wp-first-settings
のように、「短いURLを使える」&「わかりやすいURL」を使うことができます。
わざわざURLを考えるのが面倒であっても、URLが適切に設定されていれば記事をより多くの人に読んでもらえる可能性が高くなります。
なので、ここではカスタム構造を選ぶことを強くオススメします。
ニックネームの設定
WordPressはデフォルトで「ログインID」と「ニックネーム」が同一の文字列で設定されています。
ニックネームは公開しているサイト上で表示されます。これはセキュリティ上よろしくありません。
「ユーザー」→「あなたのプロフィール」から、「ニックネーム」と「ブログ上の表示名」で変更しておきましょう。
このように、必ずログインIDと別の名前をつけるようにしましょう。これでセキュリティが高まります。
以上で、WordPress導入後におこなうべき初期設定は完了です。無事に初期設定をおこなうことができたでしょうか。
まとめ
WordPressを利用する上で、必要最低限の設定をおこないました。さらに細かく設定をおこないたい場合は、ダッシュボード左にある「設定」タブの中で適宜行えますので、余力のある方はチェックしてみましょう。
また、サイトが完成したら「表示設定」→「検索エンジンでの表示」のチェックを外しておくことを忘れずに。これで安心してサイトを公開することができますね。
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