人生初キャバクラで6万取られた話
2015/06/29
こんにちは、okutani(@okutani_t)です。先日、吉祥寺の相席屋で惨敗、ヤケクソで入ったポーカーBARで思いがけずガチポーカーをしてきました。
本記事はその続きの記事となります。気になる人は上の文字がそれぞれ記事リンクになっているのでどうぞ。
ガチポーカーを堪能した僕らは、次は何をしようか?と迷っているところに一本の電話が。
その一本の電話から、人生初キャバクラの挑戦が始まるのでした(タイトルあれですがボッタクリキャバではなかったよ)。
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もくじ
登場人物の紹介
・okutani
モテナイーズ1。24歳男。このブログの管理人。好きなアイドルはぱいぱいでか美。
・N男
モテナイーズ2。okutaniの同級生。平井堅に似ている。
・S君
モテるのかモテないのか知らないが、僕らよりは経験豊富。キャバクラが好きで茶髪ヒゲ。画像なかったから、何となくイカにしといた。
本当は全然キャバクラ行く感じじゃなかったんだ
合流したS君は、怪訝な顔で僕らに訪ねてきた。
そんな感じでフラフラと居酒屋へ行くことに。3人が3人とも結構飲むので、どんどん出来上がっていく。
店員さんには絡むわ、男3人でよく分からんゲームをしてカンパリをガブガブ飲んでた。
そんときのカンパリ。なんか苦かった。
景気付けのBAR、相席屋、ポーカーBAR、居酒屋と、既に4件目の僕らモテナイーズはフラフラであった。時は深夜2:30。
吉祥寺の公園口を歩いていると、ゾロゾロとキャバクラキャッチのお兄さんが近寄ってくる。そりゃあ、繁華街ですもの。こないワケがない。
何を言ってるのか全然分からなかった。そのときは「ワンタン」にしか聞こえなかったので、僕は「ワンタンはもう食べれない」と連呼していた。
とにかく酔っ払っていたので、もうどうでもよかったのである。S君にまかせて、僕は「ワンタンスープー3500円ー♪」と上機嫌で歌っていた。
気付いたら僕らは異空間にいた。
いざ、初キャバクラ
店内はよくドラマに出てくるような、ソファとテーブル、ウィスキーのボトルと氷の入った容器とが、ずらずらと並んでいる。そんな光景を僕はぼけーっと眺めていた。
よく覚えていないのだが、次のシーンで僕はN男とじゃれ合っていた。そんでテーブルひっくり返してボトルが全部割れた。
めちゃくちゃ謝ったのを覚えている。ボーイさんは「大丈夫だ」と言っていた。なんか知らないけどボーイさんはすげえ優しかった。
一瞬で酔いが冷めた僕らは、まるでトイレが我慢できずに崩れながら盛大にしょんべんを漏らしてしまった、そんな心境とほぼ同じ心持ちであった。
ひとり、ふたりとキャバ嬢がやってきたが、もうなんかそれどころではない。N男は女の子が来てるのに、頭抱えて「あ”あ”あ”ーごめんなざい”ー」と唸っていた。
なぜかジョジョ話で盛り上がる24歳男と38歳女
裏から怖い人が出てきて有り金全部取られるんじゃないかと、ビクビクしている僕の隣にもやっと女の子がやってきた(写真はフリー素材)。
僕より年上の女性で、胸がデカかった。胸がデカイことで僕は少しばかり冷静さを取り戻した。
なんかすごく良い感じだった。全く流れは覚えていないが、なぜか「ジョジョの奇妙な冒険」という漫画について熱く語っていた。
こんな感じで時は過ぎた。「漫画の話ばっかでこれキャバクラじゃなくて良くね?」なんて少し冷めた考えもあったが、トーク力もない僕はジョジョの話題で乗り切るしか他なかったのである。
ジョジョの話題で盛り上がっていたせいか、お姉さんとのお話しタイムはあっけなく終わった。
ビックリした。一回り以上年上だった。まぁ、若くは見えなかったけれど。そこまで年齢が上だとは思わなかった。
…しかし、それよりも「今度一緒にジョジョ展行こうね」と言っておきながら連絡先を交換しなかったことに対して、僕は呆然としていた。
現実は非情である。
okutani氏、カラオケで盛大にやらかす
次に来たキャバ嬢は20歳だった(以下フリー素材)。
さっきは年上で幾分話しやすかったが、年下になったとたんにトーク力もない僕は戸惑ってしまった。
なぜか敬語になっていた。ちなみに店を出るまで、この娘とは敬語でしゃべることになる。
キャバクラに来て、なぜか気まずい空気に…これはどうにか打破しなくてはいけない。
S君のナイスなパス!ここでカッコよく決めれば空気も変わるに違いない。
僕はカラオケでよく歌う、十八番「銀杏BOYZの援助交際」を入れた。銀杏BOYZの曲は切なくて、女の子にストレートな気持ちをぶつける、僕にとって最も好きなアーティストである。
特に、この曲は「大好きなあの娘が援助交際をしていて、とっても大好きなのに叶わない恋」という、誰が聞いてもグッと来てしまう名曲中の名曲だ。
気持ちよく援助交際を歌っていると
なんて声がちらほら聞こえてきた。なんか知らないが、この曲選はマイナスの効果を呼んでいるようだった。
とりあえず援助交際を全て歌いきった僕は、目の前のウイスキー水割りをちびちびと飲んだ。すごく薄かったのを覚えている。
20歳のキャバ嬢に説教される日が来るなんてさ
僕は20歳のキャバ嬢を前に、しどろもどろしていた。自分の会社の事を話してみるも、全然続かない。
少し嫌なムードが漂う。でもどうすればいいのか、女性に対してのトーク力がノースキルな僕には、良い打開策はテンで思いつかない。
すると、盛り上がってる隣の席から、思ってもみない話題が飛んできた。
なぜ、そんな話題になったのか知らないが、友人1・2のokutani弄りが始まった。
全部正論だった。僕はもうこの20歳のキャバ嬢に対して何も言い返せず、ただただ俯くだけなのであった。
まともに前が見えない僕は、更に時間が経ってうっすくなったウィスキーを一口飲んだ。ちょっと涙が出た。
お会計は6万円です。ありがとうございました
気が付いたら、入り口から明るい光が差し込んでいて、手元の時計を見ると朝6時だった。
ボーイさんが持ってきた請求書には「6万円」と書かれていて、S君はすこしビビっていた。
相場はよく分からないが、なんか延長しまくってたし、これは適正価格なのだろう。キャバクラだしなぁ…
と自分自身に言い聞かせ、財布を開けたら1000円しか入ってなかった。
N男に頭を下げ、代金を建て替えてもらった。そんで帰りに日高屋に行った。なんか分かんねぇけどすっげぇうまかった。
おそらく外に出てから取ったであろう、謎写真が僕のiPhoneに残っていた。
どうやら吉祥寺の地面らしい。こんな写真もあった。
思い出してみると、キャバクラを出て日高屋で飯食った僕らは、路上に座り込んで歌を歌っていた。
それは、モテナイーズ初の路上ライブ。「援助交際」はもちろん歌わなかった。エレカシの「今宵の月のように」を心を込めて、何度も何度もリピート再生で歌っていた。
S君は意識が朦朧としていて、フラフラと柱に頭をぶつけて血だらけになっていた。交番でティッシュもらって止血した。S君は「なんかあたま、痛い」とずっと連呼してた。
吉祥寺の優しい朝は、もみくちゃになった僕らを優しく包む。中央線は、ガタンゴトンと、何くわぬ顔で平常運転。
スッカラカンになった財布を見つめて、「キャバクラは二度と行くまい」と心に誓いながら、僕は今日も細々とキャッシング生活を送る。キャバクラ編おしまーい。ちゃんちゃん。
おわりに
キャバクラは思ってるほど僕らをヨイショしてくれない。援助交際は絶対歌っちゃダメ。
友達任せだと、いつの間にか延長の流れになっていて金額が跳ね上がる。キャバクラ終わりの日高屋はマジで美味い。絶対行くべし。おわり。
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