【リベンジ】クソモテない男ふたりで中野「相席ラウンジ」行ってきた
2017/04/13
こんにちは、クソモテない男日本代表、okutani(@okutani_t)です。2年ほど前、こんな記事を書きました。
思った以上に反響があり、なんと2年間で累計20万人以上が読んでいるという、ただただ、クソモテない男ふたりの醜態を晒す以上のものは何も得られないクソ記事が、まさかの大ヒットなのであります。
本記事は、2年経った今、「クソモテない男ふたりが相席屋に全力でリベンジする」といった内容でお送りいたします。
そうです!もう僕らはあの頃の『モテナイーズ』じゃあありません。
モテナイーズを卒業して、僕らは『モテルーズ』にならなければいけません。26歳の今、そう。今こそモテルーズに変わるとき!
あれ、なんかモテルーズって語呂悪いな、うん、そう、と、とにかくモテるってことや!!モテルーズ!やったるでぇー!
というわけで、今回突撃したのは中野にある相席ラウンジ「Anniversary Lounge Nakano」さんです。
LINK中野・新宿相席ラウンジ Anniversary Lounge Nakano
ホームページもおしゃれな感じでいいっすね。
一応住所とか貼っときます。行きたい人は↓からどうぞ。
- 名前: Anniversary Lounge Nakano
- 住所: 東京都中野区中野2-29-15 1F
- ※JR中野駅南口徒歩2分
- 電話: 03-6382-5653
- 営業時間: 19:00~翌5:00
ま、そんなこんなで、はじめます、か!
待ってろ、俺たちの大モテ時代!!!
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もくじ
登場人物の紹介
・okutani
26歳男。中学の頃、3年間片思いしていた娘にあっけなく撃沈し、自分がモテないカテゴリーにいることに気がつく。そのときフラれた一言が「まゆげ太いから整えた方がいいよ」。それ以来、毎日欠かさず眉毛を整えるようにしている
プチ情報: 好きなビールはクリアアサヒとサッポロ黒ラベル
・N男
26歳男。昔は堅実な男だったが、最近は飲むたびに悪い酔いする。平井堅似のモテナイーズ切り込み隊長。モテたくて代官山で途中下車するも、オシャレな空気に耐えられず、震えながら帰宅した経験がある
プチ情報: 気がつくとタクシーで帰ってる
1組目: Mちゃん(写真はフリー素材)
かわいい。女神。天使で天国の人。かわいい
1組目: Z美(写真はフリー素材)
美人。だけど、やばい(白目)
2組目: C子(写真はフリー素材)
旅行好きの24歳。黒木華に似ている。たぶん
2組目: D美(写真はフリー素材)
子供好きの24歳。どことなくmisonoに似ている
前置きはこれぐらいにして。。さてさて、向かいますか、中野の相席ラウンジへ……!
いざ、中野へGO
お目当のお店は、中野南口を出て左側の道をまっすぐ。
三菱東京UFJ銀行の看板がある道ですね。
僕は学生時代中野でずっとバイトしてたので、なんだか懐かしい道です。左側にあるゲーセン、時間つぶしでよく来たなぁ。
ここをずーっとまっすぐ行くと、右手側に分かりやすく看板が出てます。そう、ここが僕らの決戦の場。
外から店内の様子もチラッと見えるし、すごく入りやすい立地。マンションの一室とかじゃなくてよかったー。
料金の看板発見。こんな感じらしい。
女性と相席するまでは10分200円(=1時間1200円)。相席スタート!したら10分500円(=1時間3000円)。金土祝前日だけ10分600円(=1時間3600円)
・女性
無料。THE無料。僕、愕然
前回の吉祥寺相席屋とそんなに変わらない値段ですね。金土祝前日だとちょっとだけ高めかな。
ちなみに、時刻は土曜の20時ごろ。店内はそこそこ盛り上がっている感じです。
イケメン店長登場。ルール説明
かるく緊張しながらも、相席ラウンジの扉を開ける。
やけにイケメンの店員さん。笑顔が素敵。
店内の様子。なんかキラキラしてますね。大人。
カーテン付きの高級感あふれる席に到着。
お、この照明、(これからたぶん)モテる僕にぴったりじゃないですか。ふふふ。
席に案内され、店員さんにいろいろ説明を受ける。
話してて分かったんだけど、このイケメンさんは店長さんだった。どうやら、天は彼に二物を与えたようだ。
これをぽちぽちしたら注文できるのね。便利。
まさに合コン感。盛り上がりにかけたらこれを頼めばいいのか。モテナイーズにとって、いたせりつくせりのサービスやんけ。
イケメン店長、すこし含みをもたせながら、こう説明する。
が、そんなことはなかった。
まさかこの一時間後、僕らは半泣きでこのボタンの画面を開くことになる
最後までイケメンな店長。俺も店長みたいにイケメンになりたい。
モテナイーズ、とりあえずビールで乾杯
やっぱりというべきか、相席前はなんだか緊張する。
「前回もこんな感じで緊張してたよなー」って思って、ふとN男の方を見ると……
手、ぎゅってしてるやんこいつ
黒のiPadでスムーズ注文。プレモル頼む。
ビールはすぐ到着。僕らの勝利を信じて、乾杯っっ!!
ご飯も食べてなかったので、いろいろと頼んでみる。ビーフジャーキーとか150円ぐらいなので頼みやすい。
そうこうしているうちに、1組目、相席。
1組目、MちゃんとZ美
僕らの前に、女性がふたり登場。おふたりとも美人。
元気だけは満点◎。それが、モテナイーズ唯一の武器。
お、なんか掴みいいんじゃあないか!
かわいいし!これはいけそう!!
苦節26年。やっとモテ時代がやってきたのだろうか。N男もいつも以上に調子がよさそうだし。
相席のタイミングでシャンパン。イケメン店長は注ぎ方もイケメン。もう俺は店長と相席でもいいよ。
シャンパンで乾杯を済ませ、いざ、トーク。
(えー!…… そうなんですねー!…… すごーい……!)
Mちゃんめっちゃいい娘やんかわいい死ぬ
この時点で、僕の中では「Mちゃん=天使」という図がなりたっていた。
女性に「すごーい」と言われて、嬉しくない男性がどこにいる。
Mちゃんかわいい。天使。
掴みもいい感じだし、いつになく絶好調。
勝てる。今日は勝てるよ!いけるよ!
ん…… あれ、ちょっとなんか一瞬、空気変わった。。?
そういえば、このZ美さん。相席時から、ずっと真顔。
う、うん。緊張されてるんだろう!僕らも緊張してるしね!そうそう!緊張!
それに、いきなり笑顔全開でこれる人なんてそうそういないよね。よーし、ここは『ノリに乗ってるモテナイーズ』がハッピーイズ無限大な空間にしてみせますよ!よっしゃぁぁ!
(……は?)
あれ、おかしいな……
なんだろう、この空気。。まずいこと言ったか?
え、どうなるのこれ
右手天国、左手地獄
Mちゃん。明るくてかわいい。愛想の良い女性が僕の右に。
Z美。一見美人。だが、とっつきにくくてガードが固い女性が僕の左に。
僕は、こう思った。
一方、N男。
そう、奇しくもokutaniとN男が考えていることは100%一致していた。
このままMちゃんに話を振り続けてもNG。
気遣いができるMちゃんのことだから、Z美がつまらなさそうにしていたら、Mちゃんもつまらなくなってしまうだろう。
そう、この勝負、Z美を笑顔にできれば勝てる。
思った以上にイージーモード。
なぜなら、たったひとりの女性を笑顔にできないモテナイーズなんて、ただのモテない男ふたりの集まりだ。やってのけないことはない。
チラとN男の方を見た。
N男も「そうだろう、okutani」という顔をしていた。平井堅似の顔で。
僕らとZ美の戦いが、静かに幕を開けた。
モテナイーズ vs Z美
僕らはちょこちょこMちゃんに話を振りつつ、話の中心にZ美を置くように話を進めた。
僕とN男はアイコンタクトで意思疎通をおこなった。よし、僕らモテナイーズに死角なし。あとは戦うのみ。
N男、頑張った。次は俺にまかせろ。
思い出した。僕に話術なんてものは1mmも無かった。
僕は苦肉の策をつかった。というより、無意識的に言葉にしていた。
30秒ぐらい無言が続いた。
やばい、どうにかしなきゃ
……! そうだ、女子はあの話をすれば食いつくはずだ。
なんのために、俺は日々王様のブランチを見てきたと思ってるんだ。
今日、この日のための、王様のブランチだろうがっ!!
!!!きた!ここだ!ここが勝負っっ!!
ああ、もうダメだこれ
決断のとき
Mちゃんはかわいい。
Z美は美人。だが、もう僕らの手におえるレベルではない。
時刻は、相席スタートから約1時間経過。
決断のときだった。
僕は震える声で、そして悟られないよう、N男に平然を装ってこう言った。
……
…………
………………
僕はチェンジボタンを殴るように押してやった
もう、そうするしかなかった。
だって、シルク・ウトゥントゥの神は僕らに微笑んでくれなかったから。
5分ぐらいして、イケメン店長がイケメンな顔で僕らにこう言った。
もうなんかひたすら、つらかった。
完全敗北。
もうその言葉しかない。
心が痛い。
僕らは全力でZ美と戦い、全力でZ美にぶっ潰された。
ふと、元いた席に向かうZ美を、カーテンの隙間からちらと覗いた。
そこには、イケメン店長と楽しそうに話すZ美の姿。
店長と話すZ美は、決して僕らの前では見せることのなかった『満面の笑み』であった。
……俺らもイケメンに生まれてたらなぁ、チキショウ!!
Z美を笑顔にできるのは、イケメンな店長だけです。
はい。ああうん、あああああああああーーー。
モテるって、なに。
N男、お前も押していたのかい
一気にお通夜ムードになるモテナイーズ。
煌びやかな席からは想像もできないほどのモテないオーラが、僕らをどんよりと包んでいた。
僕らが使うことはないと思っていた、あのチェンジボタン。
皮肉なことに、僕らふたりはあのボタンをほぼ同時に押していたのだった。
僕は二度と、女性の前でディズニーの話をしないと心に誓った。
2組目、C子とD美
精神的にボロカスにやられたモテナイーズ一行。
なんかもう帰りたい。つらたん。
だがしかし!このまま帰宅したら、僕らは『思考停止モードで中野南口の五差路に飛び出し、1トントラックに轢かれることこの上なし』な気分だったので、もうすこしだけ相席を続けることに。
5分ほど待つと、イケメン店長が次のお相手を連れてきた。
さっきのさっきだったので、僕らはめちゃくちゃテンションが低かった。このままじゃ、やばい。
お互いに自己紹介をかんたんに済ませ、追加でいろいろとお酒を注文。もう飲むしかねぇ。
黒木華似のC子はチョコレートのお酒を頼んでた。おしゃれ。
ただ、がっつりポテトも食ってるけど。
さらにC子は追加でハニートースト頼んでた。甘党フルコースやな。
女性は飲み物だけ無料かと思ってたら、食事も2品まで無料らしい。
これなら毎日来てもいいやん。女に生まれたかった。
ただ酒、ただ飯したい。そんでちやほやされる生活を送りたい。
よかった、今回はちゃんと年齢を言ってくれる人たちのようだ。
向こうから勝手に話を振ってくれる。ああそっか、これがまともな相席なんだっけ。。
ただしかし、okutani氏。さっきのZ美から受けた傷が完全に癒えておらず、返答がすべてしどろもどろ。
どうすればいいんだ
N男、勝負に出る
C子ちゃんは旅行が好きだとか、D美ちゃんは子供が好きだとか、なんかそんな話をしていた。たしか。
けれども一度、放心状態まで追い込まれた僕の頭では、彼女らの話は馬の耳に念仏、豚に真珠、猫に小判。なんにも入ってこない。
そして、時刻は11時過ぎ。千葉に住んでるふたりはそろそろ終電らしい。
このまま終わってしまうのか。あああ。
……! N男、まさかのここで勝負に出やがった!!!
僕はリアルに小さい声で「おうふぇぇん!?」って言ってた。マジで。
Z美にボロ雑巾のようにズタズタにされた僕らのハートは、N男の男らしい勝負の姿勢と勝ちに行くという心意気に勇気付けられ、そう、まるで8ビートを奏でるドラムのように、軽やか華やかなステップでもってドクドゥクとリズムを刻みはじめていったのだった!
今日は死ぬ日にはいい日だ。と、僕は勝手に思い込んでいた。
だけど、N男は死んじゃいなかった。こいつは、諦めない不屈の心を持っていた。
なんてかっこいい男だ、N男。もう、それだけで十分だ。お前はよくやったよ、N男……
……えええ!?
なんて日だ!オーマイガッッ!!
モテナイーズははじめて、小さな勝利を手にした。
そう、それは小さな一歩かもしれない。
だが、モテナイーズにとっては、まるで走り幅跳びで10mぐらいの跳躍をみせるぐらいの、とんでもない大事件であった。
ふと、N男を見た。
そこには、今までに見たことのない、新しい旅立ちを光溢れる中で、己の置かれている状況を素直に楽しんでいるかのような、髭面が平井堅に似ている26歳男性の、そんな姿がそこにあった。
……ジーザス
以前記事にもしたように、僕はピコピコうるせーLINEに盛大にイラつき、けっこう前にMy iPhoneから削除した。
僕のiPhoneは、ショートメールしかできない。
こないだお母さんにも「そろそろLINEやりなよーほんと連絡しにくいわー」と言われたことを思い出した。そうだ、俺、LINEやってなかったんだ。
こうして、僕らの長くて短い中野の夜は、しずかに終わった。
おわりに
混沌と狂熱が交錯する街、中野。
僕らモテナイーズは、吉祥寺についで、中野でも成果を出すことができなかった。
いや、N男がLINE交換できたという点においては、大勝利だったと言える。
いや、ごめん、やっぱり嘘。負け、大負け。だって俺LINE交換してねーし。負けだ、負け。
N男はそのあと、LINEでかるくやりとりできたものの、僕のいないライングループはすぐに閑散としたという。
次からはLINEをインストールして参加しよう。現代人になりたい。
お店の感想とか
というわけで、今回の相席ラウンジの素直な感想を言うと、Z美がちょっと特殊すぎただけであって、他の3人はとてもいい子でした。
お店の雰囲気もよかったし、駅近で入りやすいってのも好感が持てます。俺らはモテませんでしたけどね、ははは(白目)。
いや、それでもね、Z美もたぶんいい子なんだよ。うん、たぶん。
俺たちの会話スキルと顔面偏差値が足りてなかっただけで、きっと本当は素直でいい子なんだよ。そう思うしかねぇずら。
店員さんの接客も丁寧で、人がいいっていうのもかなりポイント高かったです。あ、もうひとり店長以外にも店員さんいましたけど、やっぱりこの店員さんも接客が丁寧で、イケメンでした。この店イケメンばっかりかよ。
結論として、また行きたいなーって思いました。そう、モテナイーズがLINEを交換できるのは中野の相席ラウンジだけです。
少なくとも、Z美のような地雷ガードの固い女子はそうそういないでしょう。たぶん。
あ、そうだ。店長イケメンだし優しいからお店に行く人は、店長に「クソモテない男〜のブログ記事見たよ!」って言えば、何かしらお店がサービスしてくれるんじゃないですかね。いや、知らんけどね。とりあえず言ってみればいいと思うよ、うん。
ではでは、また「相席屋のリベンジのリベンジ」ができたら記事にします。ばいばーい。
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